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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

先日ある方から聞いた話です。

久しぶりに会った会社の先輩は最近奥様を癌で亡くしたと。奥様はとってもご立派な方で闘病記を含めたファミリーストーリーを書いて本にしたとのこと。その先輩と名刺交換したところ、後日そのファミリーストーリーが綴られた本と振り込み用紙が手紙を添えて送られて来たと私にお話をされました。その手紙には癌で困っている人の基金への金額が半分含まれている旨、それと本の感想を書いて欲しいと記されていたとのことです。

その話を聞いて思ったのは、ファミリーストーリーを本にして制作したのはいいけど、それを振込用紙を添えて(半額は基金とは言え・・・)送るような行為はあまり褒められるものではないと感じた次第。送った方にしてみれば、素晴らしきご自分の伴侶のことを知ってもらいたいとの純粋な気持ちがあるのでしょうけど、直接は知らない人の闘病記を読むには読む側の覚悟というものも必要になりますよね。

尊敬する作家さんは、人生で読むことの出来る本の数は限られている。無駄な読書(直接仕事に関係ない本・読みたくない本)はすべきでないと言ってます。

そうなんですよね・・・。本を1冊読むには最低でも5-6時間かかり、それに感想文を添えるとなると7~8時間費やしてしまいます。人生は思ったより短いのですから時間の無駄は省くべきですよね!

そうは言っても、ハレの日製作所は家族史を制作することを事業の一つの柱にしています。

ここで改めて、ハレの日製作所流の家族史のポイントを振り返ってみます。

* その家族史は誰のためのものか? ・・・ 自分のためのものであってはならないのがハレの日流

* その家族史は20年ー30年先の未来を念頭に置いて制作されているか? ・・・未来へのメッセージが主体となっているのがハレの日流

* 制作したものが広く読まれる対象となっているか・・・家族とは無縁の人が読んでも含蓄のある生きるヒントとなる内容が含まれているのがハレの日流

* 後世の人々にとって行動指針となりえているか・・・後世の人々が悩んだ時の解決するヒントが含まれているのがハレの日流

ハレの日製作所ではこれらにとことんこだわって家族史や自分史を制作します。せっかく制作する多分一生に一度の自分史や家族史だからこそ後世の人々にとって意味のあるものにしたいものです。そういう家族史を作りたい方はご連絡ください。

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