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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

ハレの日製作所は武蔵小山創業支援センター・東京創業ステーションそしてApt Womanと様々な創業支援センターを利用させていただいています。

そんなこともあり、エストニアのスタートアップ支援が充実していると聞きそのハブであるテクノポールを興味深く訪問しました。

中世以降デンマーク騎士団、帝政ロシア、スエーデン、ドイツそしてソ連と侵略され、独立を勝ち取った歴史があるエストニア。ここでは私たち日本人が想像もつなない危機感がいつも存在しているのだと感じます。たとえ領土がなくなったとしても、電子政府さえあれば、エストニア人はどこかでつながっていられるとの概念により開発された電子政府。小国ゆえ政府を支えるのに十分な資金がないため行政の最大効率化を目指したのが電子政府立国のきっかけだったと聞きました。そんなお国柄だからこそITを利用したエストニア発の産業が強く求められているのだと感じました。産業支援として、課題であった企業と大学(研究施設)そして大学生とのコラボを実現を目指して創設されたのがテクノポールです。テクノポールは政府・タリン市(エストニア首都)そしてタリン工科大学が創設者となっています。

ただ創業支援は私が体験している日本で行われているものとさほど変わりはありません。スタートアップ時サポートする様々な角度からのセミナー、個別指導、ファンド紹介、ビジネスマッチングなどなど。

大きな違いといえば、コワーキングスペースはペットも出入り自由(笑)

下の写真のどこかに犬が・・・!

さすがは電子政府だと思ったのがスタートアップ時!エストニアでは最短18分で電子申請をすれば起業が可能なんですって!

ハレの日製作所も2017年設立しましたが、設立には手間と時間と費用がたくさんかかりました。)

援ターゲットはHealth Tech ・ Green Tech ・ ICTSmart City !

どれもこれから期待されている技術ばかり。

(私が知っている日本の創業支援はこのような分別はされていません。)

ちなみに2011年以降の統計で230社が起業。60%の成功率。18Mユーロが投資されたそうです。

今までユニコーンを言われる10US$にまで成長した企業は4社でその1社がスカイプです。スカイプがエストニア発だったとはね!!

(つづく)

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