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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

ハレの日製作所は皆様の思いを時空を超えて次世代へつなげることが使命だ。

それゆえ925日 産経新聞 石井聡氏著の「耳目の門」が目にとまった。

石井氏曰く、1919年創業,今年100年企業の仲間入りをするヤマト・カルピス・キューピー、この3社は本業以外で事業に直結しない別の事業にも力を注いでいるという。

ヤマトは障害者の自立と社会参加を目的として故・小倉昌男会長が「ヤマト財団」を設立した。その1号店が「スワンベーカリー」。現在、直営店5店、フランチャイズ店30店を展開するまでに至ったという。他にも宅急便とは別のサービス、DM便で委託配達員として知的障害者を採用している。そこでは障害者のエラー率は低いとの結果も出ている。

ヤマトは自らを社会インフラ企業であると位置づけ、公共の道路を他の業種より多く使用している社会的責任として財団運営にあたっているとのこと。活動は小倉氏が残した資産の配当や会社員の寄付でまかなっているのだ。

カルピスの創業者三島海雲は芸術・文化への造詣が深く子供を愛する人物だった。童話と童謡の雑誌には毎号広告を出し、昭和38年から始まったプレゼントはひなまつりに”カルピスで乾杯”。昭和57年からは「カルピス絵本」を発行して社員が出向き子供達への読み聞かせをしている。応募があればどこへでも出向き対象園児は述べ12800万人にものぼるという。

キューピーはおなじみ日本テレビの3分クッキング。これは昭和38年からの長寿番組だ。お気づきの方も多いかと思うが、3分クッキングではマヨネーズはあまりでてこない。商品の宣伝目的の番組ではなく消費者とのコミュニケーションをはかるのが目的だという。

このような33様の取り組みはどれも事業運営を飛躍させるものではない。

さて、ハレの日製作所が今まで関係した周年記念関連の制作においても、長く続いている企業は必ずと言っていいほど社会貢献に前向きであり、社長自らが率先して社会活動をしている。あまりにそういう事例が多いので逆説的に社会活動していない会社は長くは続かないのか?とも思うほどだ。

会社も社会によって支えられている。社会への恩返しの意味で本業以外の活動も続けて行うことで、本業にも良い影響が及ぼされているのだろう。

やはりこのような社会活動は企業規模の大小を問わず、また社歴の長短関係なく、無理のない範囲でやっていかねばならないことだろう。やっていくと本業にもたらす効果もそのうちにきっと出てくるのではないだろうか。

私もまだ創業して間もないから余裕なくて・・・なんて思わないようにせねば!

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