ハレの日製作所は石田梅岩先生の石門心学実践講座を受講しています。
今回、その石田梅岩先生の開講290周年の記念式典に参加の課程で石門心学実践講座のお仲間と高野山に行ってきました。
高野山はご存知のとおり、815年に空海が真言密教の道場として開創した地。
835年に御入定して即身成仏となりました。
それから、御廟の灯火は消えることなく、また生身供と言われるお食事を弘法大師様へ一日二回1200年間毎日欠かさずお供えしているとのことです。
この灯火を絶やさないこと、生身供を欠かさないことは、1200年もの長きにわたりどれだけ多くの人に支えられて今日に至ったのかと考えさせられます。そしれこの灯火は、地球が存続する限り絶やしてはならない!私たちは次世代へ灯火を渡していく責務がある!のです。
今回、始めて高野山へ行き、1200年もの長きにわたり、人々から支えられた風景や高野山の空気を存分に感じることができました。
まさに、そこには空海の息吹がそこかしこに・・・。
極楽橋からケーブルカー車中の空気
”りん”としたたたづまいの町
金剛峯寺への参詣道の穏やかさ
細部にまで贅を尽くした金剛峯寺
金剛峯寺の建物・庭すべての様式美
心のこもった宿坊でのおもてなし
おつとめのおごさかさ
阿字観体験
奥の院までの参道のすがすがしさ
そして、奥の院の空気は言葉では表現が難しいほど・・・
まさしく空海はそこで瞑想を続けておられる・・・
そんなことを感じ、とても清らかな気持ちになりました。
なんでしょう。この感じは・・・?
1200年もの長きにわたり、高野山ではこの空気感を守ってきている。
だからこそ、多くの人々に支えられているのだと思いました。
この「続けていく風景」こそが弘法大師そのものなのかもしれません。
また近いうちに弘法大師に会いに高野山に行きたい、いや必ず会いに行くと決めた今回の旅でした。