ハレの日製作所は時代をつくる次世代に動画で時空を超えた「思い」を届けます。
2020年の正月、元旦のフェイスブックには、おせち料理を食べられる幸せについて投稿しました。昨年末には,どこのお店でも必要なモノは何でも揃っており、私たちは何の憂いもなく買い物をし、何の憂いもなく移動をし、何の憂いもなくテレビを見ながら年越しそばを食べました。そしてお正月、何の憂いもなく、神社に初詣をし、今年の「家内安全・商売繁盛」をお祈りをしました。
たった約3ヶ月前ですが、その時誰が今のこの状況を想像していたでしょうか。
いつでも、どこでも、誰にでも自由に会いに行けたつい3ヶ月前。その時はそのありがたさに気がついていませんでした。
今、日本の首都東京では、緊急事態宣言が発令され、皆が不自由な生活をしています。
今、必要なモノがお店には売っていません。今、欲しいものが手に入りません。
今、遠出ができません。出張・旅行に行きたくても行けません。
今、会いたい人に会えません。
神社でお願いすることはもはや「家内安全・商売繁盛」ではなく、「コロナウィルスの収束」となりました。
これまで、いろんなセミナーに通い、いろんな本を読み、いろんな人との会話の中で、”普通に過ごすありがたさ”について考え、語ってきました。
でも、それって今思えば、表層上のことでしかなかったと痛切に思います。
私達は、自由を奪われ、有事にならないと”普通に過ごせる幸せ”の本当の意味が本当にはわからなかったのだと・・・。その時、その時の一瞬がキラキラ輝いていたと、今、ようやくわかりました。
とにかく今は試練だと思い、この不自由な生活の中で、精一杯今自分にできることをして、収束した暁には、このことを絶対に忘れないようにしたい!と。
コロナウィルス蔓延で、私達は何を得るのか・・・もしかしてそれが私達に試されているのかもしれません。
収束した後に開く扉の向こうが美しい日本・美しい世界となりますように!
皆様、どうぞお身体ご自愛の上、お健やかにお過ごしください。