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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

事業承継時に大切なことは新旧の”代表メッセージ”です。特にM&Aでの事業承継は”代表挨拶”でお伝えする社長メッセージは大切です。ハレの日製作所では、”代表メッセージ”を動画でお伝えするお手伝いをしています。

それでは企業の無形資産の具体例についてお話します。
前回、若い頃の悔しい体験から、自分が創業したら、社員によくすることを徹底して経営をしていることをお話しました。

この動画の中で、実その方はもう一つ、大事なことをおっしゃっていました。

それは、「貯金をしなさい」ということです。
会社に対してもですし、社員のお一人、お一人委にも貯蓄を勧めていると語ってらっしゃいました。
ご存知の通り、コロナ禍前には、大企業の内部留保が多いことに批判が集まっていました。もっと内部留保を市場に廻し、設備投資を増やし、株主、社員に還元すべきではないかと・・・。
内部留保や個人貯蓄を否定をする経営者も現れ、「有り金は使うべき」の風潮ができつつありました。そんなおりのコロナショックです。

緊急事態宣言解除となっても、二次、三次感染の危惧もあり、先の見通しの読めない今、内部留保の多い会社は、内部留保のない会社よりも余裕をもってこれからの対策にあたれるのではないでしょうか。
このことも会社を長く続けていく「継営」していく意味で、先代からの大事な戦略だと思います。

一定の割合で内部留保を確保することも、長年培われた経営戦略であると捉えると、先代の教えはきっとこれからも繋がれていくことでしょう。

もちろん、経営的に内部留保を確保する戦略が良いのか、いや、内部留保を確保せず、その時その時で対応をしていく経営が良いのか、答えはありません。

しかしながら、会社には培われたそれぞれの価値観があります。このような価値観をつないでこそ、会社は長く栄えていくものです。その価値観を事業承継の際につないでいく。そんなお手伝いをハレの日製作所はしたいのです。

さらに、コロナ禍にどのように対処したかも会社の貴重な記録となります。
人間は「喉元過ぎれば・・・」となりがちですが、この貴重な体験を記録として留めておくことをおすすめします。
それが動画であればなお、次世代の人々にとって伝わりやすいです。

次回は他の会社の具体例についてお話しますね。

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