ハレの日製作所は、次世代に思いを届ける動画を制作します。
最近、立て続けに創業して100年以上経つ企業の経営者お二人とお目にかかりお話をさせて頂いています。
お話を聞いていて、100年もの長きにわたり、事業を継続していらしたのには「ワケがある」とつくづく感じたのでご紹介しましょう。
まず、共通して言えることは、社員をとても大事にしている点です。
中小企業でも大きい方で、全国に拠点を展開しているT会社の社長は、縁あって働いてもらっているので社員には皆幸せになって欲しいとおっしゃいました。
当たり前といえば、当たり前だけど、この当たり前のことができている会社は少ないのではないでしょうか。
また、社長はこのようにおっしゃっいました。
「昨今、退職時に2000万円ないと老後が不安というニュースがあったけど、我が社で一生働いてもらって2000万円の貯蓄をさせてあげられるほどの給与体系にはなっていない。これをどうしていくか考えていかねばならない」と。この会社は離職率ゼロだと言います。社長のこのような社員への思いがあるからこそ、社員の方々は率先して”いい仕事”をしてくれるのだと実感しました。
もう一つの会社の社長も同じく、社員をとても大切にしておられます。お会いした社長は三代目ですが、先代、先々代は社長を次世代に託してから、社員に喜んでもらうような仕掛けを率先して行っていると聞きました。その話を聞き、社員の方々が喜ぶ様子が目に浮かんだ次第。。。
そしてこの会社は、代々率先して地域貢献活動をしておられます。地域の発展のために労力を惜しまずに貢献しているあれやこれやを具体的に聞きました。企業に地域貢献が染み渡っているという感じなのです。
（すみません。両社とも公開の許可を頂いていないのでこの場で社名と具体例は書けませんが・・・）
どちらも100年企業ですが、この話を伺い、100年持続していくにはそれなりのワケがあると感じました。そしてその「ワケ」は、社是や経営理念の中に盛り込まれています。ですがその100年続く「ワケ」に直接つながる”物語”を書き添えるとさらに社是や経営理念が具体的になってきます。そしてそのような”物語”は、私のような第三者とのおしゃべりの中からポコッと表出してきたりします。
100年企業はそうはたくさんはありませんが、皆様の会社もサステイナブル企業です。そのようなサステイナブルな「ワケ」を探ってみてはいかがでしょうか？
もし、お一人で探るより、だれかとおしゃべりして・・・とのことでしたらハレの日製作所が喜んでお話を伺いにまいりますよ。
