ブログ

“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

ハレの日製作所は創業記念、設立記念、周年記念動画を制作のお手伝いをします。

 

作家の適菜収氏は、『月刊日本』2月号「保守のための必読書」に

 

私は「言い古されたこと」を繰り返すことが大事だと思っています。(中略)

大事なことを繰り返すのには意味があります。人は大事なことを忘れるからです。

 とあります。

 

まさしくその通りだと思っています。その昔、武士の家であれ、農家、商家であれ、昔の人が何世代にもわたり、繰り返し伝えられてきたことがあります。それはある場合には、柳田國男の遠野物語に代表されるような民話としてアーカイブ化されました。

 

戦前、家族が世代をまたぎ、数世代が同じ屋根の下で暮らしてたご家族においては、当主が同じ話を繰り返し何度も語っていました。これが世代をまたぎ、その家の家訓となり、その家独自の価値感として繋がっていったのです。

 

ですが、核家族化が進んだ現代は、ご先祖様からの言い伝えや家訓の継承は”言い伝え”だけでは難しくなってきました。

たとえ同じ屋根の下で暮らしていてもどの世代も忙しく、毎日食事をともにするなんてことはほぼ難しくなっています。親は毎晩遅くまで仕事をし、帰宅は深夜、子どもはお稽古・塾通いで顔を合わせる時間も少なく、食事の時間もバラバラです。

 

ご先祖様からの言い伝えには、何気ない言葉でも、含蓄のある言葉にあふれています。

とある商家では、ご先祖さまの言い伝えを守ったから、発生した絶体絶命のピンチの時に適応できたという話も聞きました。

すなわちご先祖様の言い伝えは過去のものではなく、未来へつながるものなのです。

 

このようなご先祖さまの言い伝えを後世につなげていくには、口伝だけでは心許なくなってきました。ご先祖様からの言い伝えや御家系の価値感やご家族の歴史をでアーカイブ化してはいかがでしょうか。

 

ハレの日製作所では、アーカイブ化のお手伝いをいたします。動画でも文章でも対応します。

 

引用 : 『月刊日本』2月号 適菜収 「保守のための必読書」

お問い合わせ

メールでお問い合わせ