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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

ハレの日製作所の初めての大きなお仕事である八起会の40周年記念の映像制作。

八起会は倒産というとても厳しい状況におかれた方の心のよりどころとなり再起を支援する世界で唯一無二の任意団体です。しかし八起会の使命はそれだけではなく企業経営者にとっての転ばぬ先の杖であり、また経営者ではなくても生きていく上で人として大切なことを教えてくれる会です。野口会長が他界されたこともありこの度の設立40周年を機に一度解散をして今後は新生八起会として再スタートを切ることになりました。その大事な日のために野口会長との思い出を語り、また野口会長の残した映像を編集をしてさらに今後の八起会についてを網羅した映像を制作させて頂きました。(映像は八起会様がホームページにアップしてからご案内しますのでお楽しみになさってくださいね。)

制作にあたり本当にたくさんのことを亡くなった野口会長はじめ八起会の皆様に学びました。八起会の関係の皆様、心から感謝申しあげます。生前の野口会長の映像を繰り返し繰り返し観ました。また著書も何度も読み返しました。野口会長の発するお言葉は実感がこもっているので心に突き刺さります。映像にも入っていますが野口会長語録で印象深いお言葉を紹介します。

*成功は過去のもの。失敗は未来につながる

*倒産は経営の失敗であって人生の失敗ではない。

*転んだらすぐ起きろ

*恥ずかしいのは転んだまま立ち上がらない人

*自殺を考えた倒産者が「あのとき死ななくてよかった、生きているだけで幸せ」と思える人生になればいい。

*逆境を乗り越えた仲間に囲まれて世界一の幸せもの

*人間は正しい心、正しい生き方をしているのであれば必ず喜びと感動を与えられる。

*盡くして盡くして忘れる

*経営の目的は会社をつぶさないこと

100歳まで苦しみ悩みのない人はいない。この苦しみに負けないよう夢とロマンを持ち続ける。

*己を知ることが大事

*倒産の原因は不況にあるのではなく内にある。自信過剰 高慢 (高慢病と名付けた)

*儲かるのはお客様・従業員大勢の人々のおかげ。だから儲かったらお返しをする。

*儲けたお金を寄付するのもいい。なぜかというと人生の目的は人を助けることだから。

*好況・不況の波がある企業が長続きする。

*上質の人との付き合い社員をリストラする前に悪友との接点を遮断

*今を大切に生きる

*自分のもののように見えて実は自分のものではないものが二つある。それは命と金。命は両親からの預かり物。金は所有者の思惑を超えた社会的役割がある。

*幸せとは「健康・天職・それからちょっぴりのお金。あとは人のために尽くすこと」

*「心の再起なら、だれでもいつでもできますよ」第二の人生に歩きだそうとする肩を押してあげたい。

ハレの日製作所創立して8ヶ月です。

一番初めの大きなお仕事が八起会40周年記念映像制作であったことが大変ありがたいことだと思っています。野口会長のお話は青年会議所時代に一度聞いているのですが、正直その時は全くわかりませんでした。年齢を重ね、起業してから改めて出会ったからこそ私のこれからの人生を歩むにあたりたくさん学びとなりました。

豪雨災害で亡くなった方々、被害に遭い不便な生活を余儀なくされている方々、オウム事件で亡くなった方々やご家族様、後遺症で長きにわたり苦しんでおられる方々のことを週末に思いをはせました。そして自分が健康で生きているからこそ何かのお役に立たねばと野口会長のお言葉を改めて読み直し意識したそんな八起会40周年記念の日となりました。

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