新井白石の自叙伝『折たく柴の記』を読み始めました。この本は、白石が徳川家宣、家継という2代の将軍に仕えた後、自らの人生を振り返り記したものです。新井白石は歴史の教科書にも登場する著名な人物であり、彼の功績や思想は日本史において非常に重要です。しかし、将軍に仕えた期間は意外と短く、その点は私が思っていたイメージとは異なりました。
白石が将軍に仕えたのは、1709年(宝永6年)に家宣が将軍に就任したときから、1716年(享保元年)に家継が亡くなるまでの7年間です。当時白石は55歳で幕府の側用人兼侍講に任命され、以降その才知を発揮して幕政を支えました。たった7年間で様々な改革をしたということです。しかし、家継の死後、徳川吉宗が将軍に就任すると、白石は政治の場から退きました。
そして白石は『折たく柴の記』を書き始めたのです。彼がこの書物を書こうとした理由は、父親が亡くなった後に父親や祖父母のことをもっと聞いておけばよかったという後悔からでした。この経験から、自分の子どもたちのために家の記録を残す目的で執筆に取りかかりました。あくまで家族内での記録として書かれたもので、広く世に出ることを意図したものではありませんでした。
父親のエピソード
この本は上・中・下の3巻構成になっています。まだ読み始めて日が浅く、上巻の始めの方ですが父親について書かれています。父親のエピソードの中で特に印象的なのは、日常生活における几帳面さです。白石の父親は、どんなに忙しい日でも必ず朝早く起き、庭掃除や仏壇の手入れを欠かさず行う人でした。また、家計簿をきちんとつけ、家族に無駄遣いをしないことを徹底して教えていました。このような規則正しい生活習慣は、後に白石が幕政に携わる際の基本姿勢にも影響を与えたことでしょう。
ハレの日製作所との共通点
『折たく柴の記』を読み進める中で、ハレの日製作所との共通点を感じました。私たちは、企業や家族の記録を後世に残すお手伝いをしています。ただし、過去の記録を残すだけでなく、未来への目標や指針を加え、それを動画や記念誌という形でまとめることが特徴です。
新井白石の『折たく柴の記』は、記録を残すことの重要性を教えてくれています。日々の生活習慣や家庭での教えがいかに人生に影響を与えるかを再認識させてくれます。この本を通じて、自分たちが未来に向けて何を記録し、何を伝えるべきかを考えるきっかけになればと思います。
「家族や組織の歴史を記録したいけれど、どのように残せばよいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方々のために、記録の方法や内容についてのご相談も承っています。興味がある方、ぜひご連絡ください。

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