本屋さんに行くと、How To 本が並んでいる。
どうすれば儲かるか・・・?
どうやってライバルと差をつけるか・・・?
どうやってDXを推進して効率をよくするか・・・?
全て正論だ。
かく言う、私も前回、「企業が変化に対応するには!?」というタイトルでブログを書いた。
だが、書きながら、これって”正論でしかない・・・”。と思った次第。
そして、もうこんな正論はみなさん聞き飽きたんだと。
でも、この正論を本にしたり、講演会が盛況だったりすることを考えればもちろん賞味期限は切れていない。
でも、響かない!
聞いて、実際の行動に移れないのはなぜか・・・?
もう、聞いている方もうんざりなんだと思う。
(うんざりでしょうか?この話?)
わかっているよ。 でも昭和おじさん、おばさんに染みついている行動様式はそう簡単には変化できないんだよ!こんな声が聞こえてきます。
それでも、企業は継続していかなければならない。社員、お客様、お取引様、地域のためにも。。。
そうなると、企業も個人は何をモチベーションにしていけばいいのか?と考え,行き着いた先は、
「どうやって企業を持続していくのか」ではなかろうか。この欲求に応えていくしかないのだと。
そうなると昭和感覚で、社長がメッセージを届けても若い人には響かない。
だが、今響かせることができるキーワードがある。
それはSDGsの観点だ。つまり「持続可能」な社会づくりのための企業とは・・・なのだ。
アメリカでバイデン大統領がうまれ、気候変動問題への取組を始め、日本では管総理が2050年ネットゼロを表明し、大きく動き出した気候変動の課題。これを考えると、そしてミレニアル世代やゼット世代の人達の環境意識への高さを考えるとこれからはSDGsの観点を経営に反映させていかねばならなくなってくる。
昭和おじさん、おばさんが、「そんなこと言っても、どれだけ手間がかかり、どれだけコストがかかるのか?まじめにやってたら経営はできない!」等々・・・でももうこんなことを言っている時代ではなくなりつつある。気候変動の課題に取り組み実践している企業だけが選ばれる時代となってくる。
何故かというと、就職にあたり、SDGsの取組をしている企業にいい人材が集まる時代となった。それだけ若い人はSDGsに関心があるということ。
しかし、SDGsのどのような取組をしているかを洗い出し、それを見える形で発信していかなければ振り向いてはもらえない。
ハレの日製作所は中小企業向けにSDGsにどのくらい貴社が取り込んでいるかのベースラインチェックをするお手伝いをしています。