ハレの日製作所が参加したエストニア・フィンランド研修視察旅行.
次世代に思いを届ける手段として動画を使う場面は益々増加していきます。
というのも、皆さんもご利用したことのあるYouTube。動画を観たくても通信環境が悪かったり、通信容量が大きかったりなどの様々な理由で、真ん中の○がくるくるまわってなかなか動き出さないって経験お持ちではないでしょうか。
そしてようやく動画が配信されても途中でまた止まって、中央の○がくるくる廻って動かないでイライラ。あまりに時間がかかってしまうと観るのをあきらめる。って経験ありますよね?
そんなイライラが解消されて動画をもっとスムーズに観られるようになるのがこれからやってくる5Gの時代です。
その他5Gにより実現できることとして、自動車の自動運転、遠い場所からの遠隔手術、スポーツ・コンサート会場でその場の臨場感を感じながら、手元のスマホでも誰もがが観ることが可能に。さらに5Gになると会社のリモートワーク、従来とは違う高齢者や子どもの見守りなどがあげられます、テクノロジーの進化が新しい社会システムをも構築していきそうだとワクワクしますよね!
もちろんこれら全てを実現するのにはまだまだ技術開発が必要です。でもこういった方向に我々が向かっていることは間違いのないことだと思います。ただそれ以上の研究が既に行われていました。
それがフィンランドでの6G研究。ノベルティーも既にあるのです。世界が通信関連でしのぎを削っているってことを現場レベルで感じることができました。
6Gでは、5Gで出来なかったことをするとのことです。
そのコンセプトは Wireless of everything
つまり、配線がなくなるってこと。 オフィスや家の中の配線ほど煩わしいものないですよね。これさえなくなればどんなにすっきりするか。そう、2030年めどに6Gサービスが可能となるよう目指しているそうです。
ただし、その研究しているオウル大学 プロフェッサー Posio 氏が今回私たちにスライドを用いて説明してくれたのですが、
「今日はワイヤレスコミュニケーションについて話します…」
といいながら、パソコン画面がスクリーンに映らず繰り返しケーブルの接続を抜き差しをして、
「もちろんキャンパス内には5Gのネットワークは行き渡っています。
ところが、このように机上にはまだまだケーブルが存在してるんです。
いつの日かこれらケーブルが全てなくなる日を願ってます(笑)」
人間が願うことはきっと実現するので、間違いなく Wireless of everythingの時代はやってくることでしょう。