朝のNHKの連ドラ「舞いあがれ!」観ていますか?
2月15日の第95話のシーンは、“ハレの日製作所の思い”が
そっくり入っているシーンでした。
このドラマは、主人公の“舞ちゃん”が困難に遭いながら
持ち前のチームビルディング力により前進していく物語です。
舞ちゃんはパイロットの夢を捨て、他界した父親の会社の立て直しに尽力しました。社長となった母親を手伝い、多額の借金も返しました。
社業が落ち着いた頃、新聞社のインタビューを受けたのをきっかけに会社のブログを始めることにし、そこで長く勤めてくれている職人さんの笠松さんにインタビューを申込んだのが第95話。
その時の会話を再現すると・・・(大阪の言葉をそのまま再現しますね)
舞ちゃん : 笠巻さんお願いします。お話を伺いたいんです。
笠巻 : なんでやねん。
舞ちゃん : うーん(気持ちを絞りだすように)
イワクラ(舞ちゃんの会社)で造った
ネジは何十年も残ります。
けどネジを造った職人さんの気持ちは
残りません。
私はほっといたら消えてしまうその
気持ちをなんとか残して伝えたい
んです。
イワクラをここまで支えてく
れたんはその職人さん一人一人の
気持ちやと思うから。
笠巻さんは祖父の代から誰よりも長く
イワクラを守ってくれはりました。
どんな思い出があってどんな気持ちで
働いてきはったんか・・・
記録に残させてほしいんです。
笠巻 :(ため息)わかった。何でも聞いてくれ。
これは、ハレの日製作所が創業した時からずっと皆さんに伝えてきたコンセプトがぎっしり詰まっている会話です。
物体は残るけど、思いや気持ちは残そうと思わないと消えてします。
そして、後世に残っていくのはモノではありません。思いや気持ちです。
それを昭和の陽明学者である安岡正篤さんがこう表現しています。
一人の人間の死後に残り、
思い出となるのは、
地位でも財産でも名誉でもない
その人の
心・精神・言動である
皆さんの会社の思いを次世代に伝えるお手伝いを
ハレの日製作所はこれからも続けていきます。
~ 次世代に“思い”を届ける ~
ハレの日製作所