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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク
  1. はじめに

アメリカの家系図制作イベント「ルーツテック2025」の基調講演、ダナ・タニマチさんの動画を観ました。彼女が語る祖父母の強制収容所での経験や、そこから学んだ「我慢」という言葉が、とても印象的でした。

 

  1. 動画の内容

先の大戦の際にダナさんの祖父母は、他の日系人12万人とともにアメリカ政府により強制収容所へ送られました。手荷物1つだけが許されとのこと。生活環境は最低限のものだけ。当然自由も奪われました。

そんな中でも、祖父は図面を描き、祖母は洋服を仕立てたり手先の器用さを生かして創作活動を続けました。強制収容所にて祖母が作ったタバコの包装紙で作った小さな和傘は、今でも家族の宝物だそうです。

戦争が終わり解放されても、日系人の試練は続きました。開拓した土地は政府に没収されました。帰る場所がありませんでした。それでもダナさんの祖母は「我慢」「我慢」と自分に言い聞かせ、自分にできる工夫を重ね、ポテトの袋で洋服を作り、古いジーンズをスカートに仕立て、何も無駄にしないそのような生活から再出発をしたとのことです。

2022年、祖母はコロナで亡くなりました。しかし、「我慢」という言葉は、今も家族の支えとなっています。

 

  1. この動画を観て感じたこと

私はこの動画を観て、日系人の方々が経験した苦難を改めて考えさせられました。強制収容所については知っていたものの、「手荷物1つだけ許されて家を追われた」という事実には衝撃を受けました。

また、印象的だったのは、祖母が孫に伝えた「我慢」という言葉です。日系人の方々は、ただ耐えるだけでなく、自分にできることを見つけ、工夫しながら乗り越えていったのだと感じました。

 

  1. 言葉を伝える大切さ

この動画を通して、「言葉の力」を改めて考えました。祖母が残した「我慢」というたった二文字の言葉が、世代を超えて家族を支え続けています。

私たちも、大切な言葉を次世代に伝えていくことができるはずです。もしかすると、当たり前すぎて言葉にしないこともあるかもしれません。でも、どんな小さな言葉でも、誰かの人生を支える力になることがあります。

もしあなたに大切にしている言葉があるなら、それを周りの人に伝えてみませんか?それが、いつか誰かの支えになるかもしれません。

 

参考動画ルーツテック2025|一般セッション2|ダナ・タナマチ

写真:ACworks

 

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