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“ハレの日パーク”

ハレの日マーク

ハレの日製作所は時代をつくる次世代に、動画で時空を超えた「思い」を届けます。

次世代に、どうしても引き継ぎたい日本の首都・東京。

今から約150年前、江戸の人々と町を危機から救った勝海舟のお墓が近所にあるのでお散歩がてら行ってきました。海舟のお墓のあるのは洗足池。ここはかつては私のランニンコースで、よく走っていた思い出の地。新型コロナウィルスの拡散が止まりそうにない今、東京の恩人に会いに行ったということなのです。

海舟はもともと、赤坂・氷川神社ふもとに居宅がありましたが、西郷隆盛との池上本門寺での江戸城無血開城の会談のあと立ち寄った洗足池の茶やで一息をついたその場所を気に入り別宅を建てたと聞いています。

そして海舟は池の畔の桜がきれいに見えるところに墓をつくるようにとの遺言によりここ洗足池のほとりにお墓があるのです。下記の写真は夫婦仲良く建てられているお墓と、海舟が今も眺めている桜。桜の向こうに見えるのが洗足池です。ちなみに冒頭の写真は洗足池。

勝海舟はまさしく約150年日本の首都・東京の変遷をここから眺めています。

数々の戦争、関東大震災、世界恐慌、そして敗戦からの復興、1964年のオリンピックそして高度経済成長、バブル、そしてさらなる東京の発展を静かに見ているのです。

そして、今、未曾有の大ピンチである首都・東京。

いずれはこの感染も収束を迎えることでしょうが、海舟だったら、今私達に何を伝えることでしょうか・・・?

そんなことを考えながら、手を合わせてまいりました。

ちなみに、海舟の墓の横には海舟が西郷南洲の死を悼み建立した留魂祠と石碑があります。

もともとは葛飾区にあったものを海舟の御遺志により、お墓の横に移設されたと書かれています。

東京の大恩人の海舟と南洲の息吹が感じられる洗足池。

この場所から日本の首都・東京の未来に光りあれ!と願ってやみません。

[海舟のお墓

お墓から眺めた洗足池]

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