動画が企業PRに効果がある理由についてお話をします。
(これは昨年作った動画に関する小冊子のHPリニューアルです。前回読んでくださった方も再度どうぞ)
動画で、あなたの会社の見えない価値を見える化していきます。
そして、
✓ 自社の認知度を高めたい
✓ 既存の営業ツールでは営業が難しい
✓ 採用で自社の魅力を知らせたい
とお考えの社長さんの参考となる内容です。
目次
1,動画が企業PRに効果がある理由
2,企業の“見えない価値”を動画に
3,動画制作のポイント
4,社長メッセージ動画
5,採用力を強化する動画戦略
1,動画が企業PRに効果がある理由
1-1今、動画が求められている
●ビジネス形態の変化
コロナ禍により、ビジネスの形態を変化させねばなりません。オンラインでの打ち合わせが格
段に増えました。オンラインの打ち合わせはトピックスが明確になりやすく、また移動時間の
節約、旅費交通費の節約と効率がよくなった一方、初めて会う新規のお取引先、お客様とは
画面越しの挨拶の前段階で、自社を知ってもらうためのアピールをしておかねばなりません。
すなわち、今までは、名刺交換をして名刺に記載されている情報によりお互いを知るから始ま
ったビジネスも、これからはアポイントの段階でホームページにて情報を入手してからの面談
になってきました。皆様も、初めて会う方の情報はホームページで事前に察知されているかと
思います。もはや、ホームページは今や会社の”顔”に匹敵するものとなりました。
そして、ホームページに動画がある企業はよりあなたの会社魅力が伝わりやすいのです。
*まず知ってもらうために、動画は有効な手段です
1-2.PR動画とはいったいどのようなものなの?
PR動画には大きく分けて3つの種類があります。
そのうち会社PR動画にはさらに3つに分けられます
①会社PR動画
事業紹介型・コンセプト紹介型・インタビュー型
②商品PR動画
③社長メッセージ動画
1-3.動画のメリットと他の媒体との違いを表にしました。
*すなわち、PR動画は貴社の魅力を短時間で伝えます。
2.企業の“見えない価値”を動画に
2-1.ビジョンが求められる現在
コロナ禍により今まで以上にオンラインでの取引が主流になっていきます。そうなると全国の同業者が競合企業となります。お客様に選んでいただくために、企業のビジョンに共感をしてもらうこともお客様獲得のひとつの手段になります。貴社のビジョンを物語り風に表現することで共感をしてもらいやすくなります。
2-2.企業価値
企業価値は数字で表せる“見える価値”(財務情報)と数字では表すことのできない“見えない価値”(非財務情報)があります。
その見えない価値は、今まではあまり評価されませんでした。
しかしながら、“見える価値”は雲間から覗く太陽のようなもので、多くの企業価値の一部でしかありません。企業は多くの見えない価値で成立しているものです。これからは、企業の認知度を高めるためにも今まではあまり注目されなかった“見えない価値”をどうPRするかが鍵となってきます。“見えない価値”を掘り起こし、“見える化”するには、動画が最適です。なぜならば“見えない価値”は言葉で表現しづらいからです。
ウイズコロナ時代、そしてアフターコロナ時代は、お客様、お取引先、投資家、求職者は、企業の見えない価値に注目していくことでしょう。動画は、このような“見えない価値”を表現するのに有効な手段です。
2-3.具体的な企業の“見えない価値”とは
●社長の熱意と人柄
社長が自分の言葉で語る事業への“思い”は聞く人の心に響き、記憶に残ります。声のトーン
や話し方、ボディーランゲージから社長のお人柄が伝わります。
●社内コミュニュケーション
外からは見えにくい社内のコミュニュケーションの様子は、企業を知る上で大切な要素になり
ます。“どのようなコミュニュケーションをとっているのか”は会社のPRポイントです。
●表彰制度
社内表彰制度も大切なPRになります。求職者にとっても知りたい企業情報です。
●社内環境
外部からは見えにくい社内環境をオープンにすることで、安心感が生まれます。
●地域活動・社会活動
地域コミュニティーがウイズコロナ以降は大切になっていきます。どのような地域活動・社会
活動をしているかは会社の大切なPRのポイントです。
●SDGsの取組
SDGsへの取り組みは、企業の持続可能性や、レジリエンスを示すので、そのことを示す事が
PRポイントとなります。
3,動画制作のポイント
3-1.まずはじめに決めておくこと
動画制作にあたり、まず決めておくべきことは、“どのような動画を作るのか”ということです。会社PR動画なのか、商品PR動画なのか、または社長メッセージ動画なのか。そして動画の内容・目的・(公開する)場所・(想定する)視聴者について大枠を決めておくことが大切です。
下記の表を参考にしてください。ただし、それぞれ一つに絞る必要はありません。撮影した動画を色々なパターンで編集し、さまざまな側面から表現することもできます。
3-2.社内制作か外部発注か
動画制作にあたり、社内制作にするか外部発注にするか悩むところです。
それぞれのメリット・デメリットを表にしました。
3-3.動画活用シーン
参考となる活用シーンです。
4.社長メッセージ動画
4-1.なぜ今、社長メッセージ動画が求められるのか
●コロナ禍で変わったミッションの発信に
コロナ禍により、多くの企業のミッショは変化させねばならなくなりました。もうビフォーコロナには戻れないのですから、当然企業の「使命」も変化します。変化に即刻対応し、“ニューミッション”を策定した企業も多いと思いますが、そのミッションは広く発信しなければ意味がありません。
●中小企業の社長の発信力が諸方面からの信用につながる
今、中小企業では社長ご自身の露出が求められています。改めて言うまでないのですが、中小企業の顔は、社長です。社長が“どのような人か”がお取引の際に重要なファクターになります。社長の熱意やお人柄を垣間見ることで多くの人にとって安心したお取引につながります。また競合ライバル会社との差別化のためにも、社長が表に立つことが求められています。
●選ばれる会社になるために
社長のメッセージが伝わる会社、社長の個性が光る会社、そしてそれを発信している会社がこれからは選ばれる時代です。その発信手段は動画であればなお効果的です。なぜならば、文章や写真では伝わりにくい会社の理念や創業の精神、新しいミッション、中長期計画などの会社情報を社長がご自身の“生の言葉”で語ることで、理解が深まります。
社長のリアルな面をお伝えすると、会社への親近感が醸成されていきます。
●人材確保のために
学生達、若い人達の就職する側にとって、就職先の社長がどのような人かはとても大事なポイント。「この社長のもとで新しい自分の人生を切り開いていきたい!」と若人に思ってもらうのが肝心で、そういう意味でも社長メッセージがあると効果的です。求職者にとって情報収集はスマホでのホームページ検索が主流です。社長が生の声で、熱く、「どのような会社」であるか、または「どのような未来を描いているのか」などの情報は企業イメージアップにもつながります。
*ハレの日製作所は社長メッセージ動画制作のためにオプションをたくさん用意しています。
●プロンプターを使用(カメラ目線をキープする動画制作)
●メッセージ文章作成
●メッセージ文章の添削
●スピーチのアドバイス
●ファッションコンシェルジュ
●メイク、ヘアメイク
プロンプタームービー
画面の文字を追えば原稿を覚える必要ありません。
またカメラ目線を外さずに撮影されますので好印象となります。
*ハレの日製作所は社長の熱意を伝えます。社長の動画に出演して会社の魅力を伝えましょう。
5.採用力を強化する動画戦戦略
5-1.動画を採用力強化ツールとして活用
動画は企業の「見えない価値を見える化するツール」です。従い採用強化にも動画を用いることで効果が期待されます。もちろん、採用ツールとして会社案内、カタログ、募集概要を直接、求職者に提供しますが、求職者に、貴社を選んでもらうツールとして動画は有効なツールです。応募前に貴社を知ってもらうことで、事前に貴社情報を入手しミスマッチも避けられます。
5-2.採用動画で“見える化”する内容
●成長できる職場であることを伝える
入社して間もない社員の一日を伝え、インタビューを入れることで求職者は就職した後のイ
メージがつきます。どのような未来が描けるかが具体的になっていくことで、安心して、応募
してもらえます。
●会社の将来についてのビジョンを具体的に伝える
社長がこれから取り組む事業について生の声で語ることで、どのように自分が携わっていけ
るのか、どのように活躍できるのかが具体的にイメージできます。また会社のビジョンに共感
した人を採用することは、採用後のモチベーションにもよい影響をもたらします。
●仕事の内容を伝える手段
どのような職場で、どのような雰囲気で、どのような先輩社員がいるのかは紙媒体での表現
では伝わりにくいものです。仕事の内容も同じで動画だとそれらがより具体的に伝わります。
●将来がイメージできる
1年後の自分2年後の自分がイメージしやすくなります。例えば2年後の新倉庫竣工から稼
働にかけてどのように携わっていくのかのプランができやすくなります。
●働き方や企業文化を見える化し採用強化として動画を使う
特に中小企業では見えにくい働き方を動画で見える化することで、求職者は安心感が醸
成されます。コロナ禍により、通勤はどうなるのかは大きな関心事になりました。どのくらい
の規模のオフィスにどのくらいの人数が勤めているのかの“見える化”は応募の際の安心
材料につながります。
●仕事以外の交流
社内イベントや表彰制度、その他の地域貢献、社会貢献の取り組みについても求職者は大
きな関心事になります。過去のイベントを動画に入れるだけでも会社の雰囲気が伝わりま
す。
*貴社にふさわしいいい人材が入社する手段としてPR動画は有効な手段です。